2025.11.06お知らせ

日産車体Gr.とヤマトモビリティが「日産アトラス」を普通免許で運転可能なEVとして甦らせる

~オートワークス京都と開発支援に関する業務委託契約を締結~

(写真左:株式会社オートワークス京都 取締役COO 内海 嘉則 写真右:ヤマト モビリティ & Mfg.株式会社 代表取締役CEO 鈴木 昭寿)

 ヤマト モビリティ&Mfg.株式会社(本社:埼玉県川越市、代表取締役社長:鈴木昭寿、以下「当社」)は、日産車体グループの中核企業である株式会社オートワークス京都(本社:京都府宇治市、代表取締役:中西弘幸、以下「AWK」)と、EVコンバージョントラックの開発支援に関する業務提携契約を締結いたしました。本契約は、2025年9月30日に調印した「EVコンバージョントラック架装委託基本契約」に続く第2弾の業務提携となります。

1. 業務提携の背景

当社は、2025年9月30日付で、日産車体グループの中核企業であるAWKと、EVコンバージョントラックの生産(組立)等に関する業務提携に合意し、「架装委託基本契約」を締結いたしました。一方で、当社が推進するEVコンバージョン事業の着実な成長を実現するためには、適用車種の拡大およびそれを支える技術・生産体制の構築が急務となっておりました。
今回の業務提携は、こうした課題の解決を図るものであり、AWKの高い車体製造技術と当社のEVコンバージョン技術を融合させることで、事業基盤のさらなる強化を目指すものです。

2. 業務提携の目的

これまでご報告のとおり、当社は、三菱ふそう「キャンター」をEVコンバージョンの対象車種として事業展開を進めてまいりました。
当社は、今回の業務提携を梃子として、EVコンバージョン技術をより幅広い車種へ展開する、その新たな一歩として、日産自動車株式会社が2021年まで生産・販売していた小型トラック「日産アトラス(F24型)」をEV化し、普通免許で運転可能なEVトラックとして市場投入を目指します。
これにより、環境負荷の低減およびドライバー不足の解消に資する、新たなモビリティソリューションの創出を図ります。尚、日産アトラスEVコンバージョントラックの生産はAWKの京都工場にて実施し、2026年夏の立ち上げを目指します。また生産・販売規模は年間500台程度を想定しております。

<日産アトラスEVコンバージョントラックの主な特徴>

  • ・軽量:GVW3.5トン未満(普通免許対応)
  • ・ディーゼル車並みの大トルク(330Nm)
  • ・最大積載量:充分な積載量を確保(1.3T以上)
  • ・優れた小回り性能:最小回転半径4.4m
  

3. 業務提携の内容等

  • ・日産アトラスのEV架装のためのレイアウト計画作成業務
  • ・日産アトラスに関する市場調査

4. 業務提携の相手先の概要

(1) 名称 株式会社オートワークス京都
(2) 所在地 京都府宇治市大久保町西ノ端1番地1
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役 CEO 中西 弘幸
(4) 事業内容 ・各種自動車の車体製造
・各種自動車の特別架装
・各種自動車の整備業
・各種自動車の販売、部品販売
(5) 資本金 4億8,000万円
(6) 設立年月日 2001年3月12日
(7) 大株主及び持株比率 日産車体株式会社 100%
(8) 上場会社と当該会社との間の関係
資本関係 該当ありません。
人的関係 該当ありません。
取引関係 該当ありません。
関連当事者への該当状況 該当ありません。
(9) URL https://www.awk.co.jp/

5. 日程

(1) 契約締結日 2025年11月4日

6. 今後の見通し

本件による当社の業績への影響は現時点では軽微ですが、本提携は今後のEVコンバージョン事業拡大に向けた重要な戦略的ステップと位置づけております。
今後、具体的な生産・販売計画や受注状況に進展があった場合には、改めてお知らせいたします。

以上

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