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お知らせ
2023年10月16日
この度ヤマト・インダストリー株式会社は、東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」に出展するにあたり、以下の通り発表いたしました。
「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」
ヤマト・インダストリーとIATがEV2車種を出展
- ジャパンモビリティショー -
ヤマト・インダストリー株式会社(代表取締役社長:重岡幹生、埼玉県川越市)と株式会社IAT(代表取締役社長:劉剣、愛知県岡崎市)は合同で、10月25日から東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」に出展します。ブースには、日本市場へ導入予定の新型EV商用バンと、IAT独自開発のEVプラットフォームを採用したフルサイズピックアップトラックのコンセプトモデルを展示します。
ヤマト・インダストリーとIATの合同ブースイメージ(車両は実際の展示と異なります)
ヤマト・インダストリーは1937年に創業し、樹脂部品及び物流機器の製造・販売事業を通して国内の多くの産業に貢献して参りました。長きにわたり日本の物流業界と密接な繋がりをもっています。
ヤマト・インダストリーと2022年に資本・業務提携したIATは、2001年に日本で創業した自動車エンジニアリング会社です。現在では中国最大の自動車開発代行企業に成長し、中国と日本の両市場でのEV関連技術開発の知識と経験を有しております。
ヤマト・インダストリーは、自動車の新規開発・量産とは異なるアプローチで日本の電動モビリティ事業分野へ参入すべく、「JEMY」ブランドを新たに設立致します。JEMYは「Japanese Electric Mobility by Yamato Industry」の頭文字で、「日本の電動モビリティ文化をヤマト・インダストリーが変えて行く」という想いを込めました。JEMYブランドには、IATが有するEV関連技術や経験が随時反映されて行きます。
【展示車両について】
① JEMY EV48(市販予定)
EV48は、中国の新興企業「金琥汽車(JENHOO Auto)」が2023年春から量産を開始したEV物流車です。この車に日本独自のニーズを踏まえた商品変更を加え、「JEMY」ブランドの完成車第一号として、ヤマト・インダストリーが日本に輸入、販売を行う予定です。
EV48は構想段階からBEV物流車として最適化されており、リヤに配置したモーターによる後輪駆動、バッテリーの車両中央配置、ロングホイールベース、ショートオーバーハング、完全フラットフロア設計などを採用しています。
人員輸送用途を考慮せず100%貨物用途に割り切る事で、サイドパネルは窓枠プレスが一切無いスムーズな形状となり、ユーザーの自由なグラフィック表現を可能としました。
また、運転席/助手席と荷物室を完全に隔離できる引き戸式のパーティション、長尺物でも側面から積み降ろしが可能な助手席側Bピラーレス構造と大開口スライドドア、ワンタッチで作業机に変身する助手席などで、物流現場の様々なニーズに応えます。
日本向けの仕様は、スーパーハイルーフと組み合わせることで完全ウォークスルーが可能となります。貨物配送作業者が前屈みになることなく、自然な姿勢で荷物室内を移動できるため、身体的負担が軽減できます。
EV 48の日本での販売は企業向けのBtoBを予定しており、時期については未定です。
JEMY EV48(市販予定)
全長 | 4,860 mm |
全幅 | 1,750 mm |
全高 | 2,420 mm |
ホイールベース | 3,160 mm |
乗車定員 | 2名 |
最大積載量 | 1.375t (中国仕様 日本法規に準じる) |
荷室内長 | 2,827 mm |
荷室内幅 | 1,541 mm |
荷室内高 | 1,800 mm |
モーター最大出力 | 60 kW |
モーター定格/最大トルク | 200Nm / 300Nm |
駆動用電池容量 | 40.55 kWh |
一充電航続可能距離 | 305km (CLTC) |
② T-MAD(コンセプトカー)
日本では初公開となるT-MADは、IAT独自開発のEVプラットフォームを採用したフルサイズピックアップトラックのコンセプトモデルです。
IATは世界の自動車メーカーの要望に応えるEVプラットフォームを大型から超小型まで複数有しております。T-MADは大型EVプラットフォームに合計600kWの高出力モーターをフロントとリヤに1基ずつ搭載しています。1充電あたりの航続距離は600kmですが、拡張バッテリーを追加すれば800kmの走行が可能です。
デザイン開発はIATデザインと株式会社SN DESIGN PLATFORM(以下SNDP)がSNDP代表中村史郎氏のディレクションのもと、共同で行いました。デザインコンセプトは「未開の地を走破するスペースシップ」です。大開口のピラーレス観音開きドアを持つエクステリアは、一目見たら忘れない大胆なフォルムです。室内レイアウトは、コクピット感のあるセンタードライビングポジションと特徴的な菱形シートレイアウトを採用しました。ロングスライド&回転シートなどによる多彩なシートアレンジが、快適なコミュニケーション空間を提供します。
IATは高性能EVの短期間開発をサポートする事で、グローバルEV市場のさらなる発展に貢献して参ります。
IAT T-MAD(コンセプトカー)
プラットフォーム | IAT独自開発「Skateboard Platform-L」 |
全長 | 5,878 mm |
全幅 | 2,198 mm |
全高 | 2,029 mm |
ホイールベース | 3,622 mm |
乗車定員 | 5名(1+2+2) |
モーター最大出力 | 600 kW (前後輪合計) |
0-100km/h加速時間 | 4.0秒 |
一充電航続可能距離 | 600km (拡張バッテリー追加の場合800km) |
自動運転 | 対応、Level-4 |
本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
- ヤマト・インダストリー株式会社
- EV事業部
- 電話番号:03-3834-3115
- メールアドレス:jemy@yamato-in.co.jp
- 株式会社IAT
- 企画・営業部(担当窓口:稲又智行)
- 電話番号:0564-65-8330
- メールアドレス:inamata@iat-auto.jp
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